コンセプト of 別府長期滞在施設「ホリデーハウス御園」古民家で田舎暮らし

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ホリデーハウスとは

ヨーロッパでよく見られる比較的安価で長期にわたり滞在することができる宿泊施設で、日本でいうところの貸別荘にあたります。またホリデーハウスには家具や備品が備えられているため、利用者は“鞄一つ”で滞在することができる点が魅力です。オランダのホリデーハウスの例をご覧下さい。(http://cija.blog84.fc2.com/blog-entry-249.html
「ホリデーハウス御園」もこのような宿泊施設をイメージし、古民家の美しさはそのままに、現代の住まい手になじむ快適な工夫を加えしかもアパートやマンションの家賃程度の利用料で国内ロングステイの可能性を追求しています。
また都会の人が憧れる日本の村の原風景にもこだわり、日本でも五指にはいる素晴らしい棚田に囲まれ、温泉もあり、別府の中心地区にも比較的近い別府市内成を事業の拠点として選びました。

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国内ロングステイを定着させたい

長年の畠田研究室による国内ロングステイ研究から、安価で質の高い長期滞在宿泊施設が日本にないことが、国内ロングステイがなかなか普及しない原因の一つだということが分かってきました。ならば、自分達の手で理想の長期滞在宿泊施設を造ろうと、2007年4月から2年かけて別府市内成地区と立命館アジア太平洋大学畠田研究室の手作りコラボで築100年の農家空き家を貸別荘に再生したものがこの「ホリデーハウス御園」です。

地域に貢献したい

村おこしの核にするというのが「ホリデーハウス御園」のもう一つのこだわりです。建物が建っている御園地区の住民が中心になって運営に当たっています。チェックイン、チェックアウト、建物、庭、畑の管理は言うに及ばず利用客の営業もすべて地域のボランティア活動です。
2軒目、3軒目とホリデーハウスが増え、ゆくゆくはホリデーハウスの内成と呼ばれることを目指しています。

立命館アジア太平洋大学
名誉教授:畠田展行